2023年8月25日に開幕した男子のバスケットボールワールドカップですが、活躍する選手と共に注目を集めているトム・ホーバス監督。理想の上司、最強の上司としてその言動が注目されています。
ホーバス監督の魅力の一つが「言葉の力」。
試合中や試合後の選手への喝に、テレビで見ている観客も「すごい熱量!」とびっくりしますよね。
日本女子バスケを東京五輪銀メダルに導いた敏腕監督。
これまでも数々の名言を残してきたとのことですので、その「言葉の力」をご紹介します!
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目次
- 1 トム・ホーバス監督の名言「何してるんですか!」
- 2 トム・ホーバス監督の名言「スーパースターはいないけど、日本はスーパーチーム」
- 3 トム・ホーバス監督の名言「東京五輪の決勝で米国に勝って優勝することが目標」
- 4 トム・ホーバス監督の名言「自分の言葉の方が気持ちは伝わる」
- 5 トム・ホーバス監督の名言「あなたの天井はもっと上にあるのにどうして低いところでプレイするの?」
- 6 トム・ホーバス監督の名言「車輪にヒビの入った場所は、いつ脱輪や転倒するか分かりません。」
- 7 トム・ホーバス監督の名言「パリオリンピックで一勝したい」
- 8 トム・ホーバス監督の名言「僕らは日本のバスケットボールの新しいスタンダードを作ろうとしている」
- 9 トム・ホーバス監督の現役時代
- 10 トム・ホーバス監督は奥さんとの馴れ初めも情熱的!
- 11 トム・ホーバス監督がNHK「奇跡のレッスン」に出演
- 12 まとめ
トム・ホーバス監督の名言「何してるんですか!」
トム・ホーバス監督が試合中などに何度も口にする言葉「何してるんですか!」。
英語では「What are you doing!?」。
日本でも「何やってんの!」と小さい頃から親が子供を叱る時によく言うセリフですよね。
トム・ホーバス監督の名言「スーパースターはいないけど、日本はスーパーチーム」
東京オリンピックで女子が銀メダル取った時の名言で、覚えている方も多いと思います。
女子日本代表史上初の外国人指揮官として着任したホーバス監督。
「世界一の練習をしてきた。米国のチームではこんなに厳しい練習はできなかったと思う。日本のチームは厳しいことを言ってもついて来てくれる」と、監督と選手の間の信頼関係がしっかりできていたからこそ「スーパースターはいないけど、日本はスーパーチーム」の名言が出たのでしょう。
トム・ホーバス監督の名言「東京五輪の決勝で米国に勝って優勝することが目標」
就任会見で「東京五輪の決勝で米国に勝って優勝することが目標」と言い、世間を驚かせたトム・ホーバス監督。
当時は日本の力と世界の力との間の差が歴然としていた頃。
選手たちもそんな大きな目標にしてしまっていいのかとはじめは感じていたらしいですが、「トムのバスケをしていれば勝てる」と強い気持ちで戦いに臨むことができ、見事銀メダルまで届くことができました。
トム・ホーバス監督の名言「自分の言葉の方が気持ちは伝わる」
あえて通訳は使わないホーバス監督。1990年に日本人女性と結婚し2人の子供のパパ。
ホーバス監督は日本語堪能なので、困ることも少ないでしょうが、「自分の言葉の方が気持ちは伝わる」という思いのもと、片言になる場面があったとしても直接選手と会話することを大事にしています。
トム・ホーバス監督の名言「あなたの天井はもっと上にあるのにどうして低いところでプレイするの?」
選手自身が自分で壁を作ってしまっている時に、ホーバス監督が発した言葉です。
「限界を決めるな」とはよく聞く言葉ですが、「どうして?」と聞かれると、言葉がもう一歩心に入ってきますね。
トム・ホーバス監督の名言「車輪にヒビの入った場所は、いつ脱輪や転倒するか分かりません。」
厳しい声掛け、叱責が多いように感じるかもしれませんが、チームや選手のことを一番に考えているホーバス監督。
監督自身が気持ちが落ちている時に選手を叱責したら選手がヘッドダウンしてしまって、チームにヒビが入ってしまう、という意味です。
つまり監督の自分自身に向けての言葉です。
ホーバス監督は、選手達がヘッドダウンしないことを大事にしています。
ヘッドダウンは英語で「head down」、うなだれたような姿勢が思い浮かびますが、文字通り「下を向いて落ち込む」という意味です。
ちゃんと上を向いて練習、試合に臨めるように声をかけてくれると選手も上を向けますね。
トム・ホーバス監督の名言「パリオリンピックで一勝したい」
女子代表の就任会見の時とは違い、男子代表の監督に就任した時には大きな目標を口にしなかったホーバス監督。それはまだ選手との信頼関係を築く前だったからだと思われます。
監督と選手の思いがつながっていることが大切です。
何より選手との関係を大事に、強い気持ちを植え付ける言葉の力を大事にしているホーバス監督の考え方に、感銘を受ける日本人ファンも多いことでしょう。
トム・ホーバス監督の名言「僕らは日本のバスケットボールの新しいスタンダードを作ろうとしている」
バスケットボール男子W杯で男子代表が世界ランキング36位のところ、同24位のフィンランドに98-88で大逆転勝利を飾った後の会見。
「クレイジーな試合だった」「僕らは日本のバスケットボールの新しいスタンダードを作ろうとしている」と発言した。
まさに女子代表の時と同じように躍進劇を見せてくれているホーバス監督と日本代表選手たち。
就任会見の時とは違い、はっきりと新しいスタンダードを作る、と発言されたところから、選手との絆が築けているのを感じさせてくれました。
トム・ホーバス監督の現役時代
ホーバス監督は、現役時代はどんな選手だったのでしょうか。
ホーバス監督は1990年に来日。
まずはトヨタ自動車でプレーをしました。1年目から活躍して4年連続得点王を獲得。2年連続の3ポイント王も獲得。
1994年にNBAホークスと契約し、2試合に出場。
独立リーグCBAピッツバーグ・ピラにアズでプレイ後、
1995年にトヨタ自動車に復帰。
2000年に東芝レッドサンダース(現:川崎ブレイブサンダース)に移籍し、1シーズンプレー。その後現役引退。
現役引退後は米国のIT企業へ就職。実はここでFBIに就職していた可能性もあったとのこと。
2014年に女子日本代表のアシスタントコーチに就任。
2017年1月に監督に昇格した。
トム・ホーバス監督は奥さんとの馴れ初めも情熱的!
六本木のバーでホーバス氏が一目惚れし声をかけたとのこと。
今はその奥さんと子供たちはアメリカで生活していて、ホーバス氏は約10年単身赴任で日本で生活しているそうです。
単身赴任していても奥さんや子供たちとはしっかり素敵なコミュニケーションを取られているのでしょう。
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トム・ホーバス監督がNHK「奇跡のレッスン」に出演
ホーバス監督のその信頼関係を大切にした指導が、2023年1月にNHK「奇跡のレッスン」という番組で取り上げられています。
「女子バスケットボール トム・ホーバス ゴールは背伸びした挑戦の先に」というテーマでホーバス監督が指導を語っています。
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まとめ
心に響く言葉は聞いていてとても気持ちがいいですよね。
バスケのプレイだけでなく、仕事や家庭、学校などさまざまな環境でも見習いたい「言葉の力」です。
トム・ホーバス監督の言葉のもと、代表選手の方々には前を向いて、強い気持ちで頑張ってもらいたいです。
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